犬と住まいる協会

人と犬が快適に住まうための住環境における知識の向上や、
ノウハウの共有・普及を行い、ペットと住まい産業の創造・拡大を目指します。

近年の日本では、犬は心を癒す家族の一員として、ますます重要な位置を占めるようになりました。
しかし犬と人との「暮らし方」が変化したにも関わらず、住まいづくりに係わる人の犬に関する知識は十分とはいえません。
人だけでなく、犬にとっても安心・安全な住まいづくりのために、犬の「習性」「法律」「管理」の知識を持った住まい(建築・インテリア・エクステリア・ガーデンなど)のプロのスキルアップが必要となっています。

またメーカーによる、専門的な商品やサービスの企画・開発が欠かせません。
私たちは住まいのプロ、ペット専門家、ペット産業が手を組んで学べる場や情報交流の機会をつくり、ペットと住まい産業の創造・拡大、そして愛犬家の満足度を高める活動を行ってまいります。

人と犬との関係は大きく変わってきています。 人と犬との関わりはおよそ2万年前といわれ、人は犬の習性や特殊な能力を生かし、狩猟の手伝いや家畜を守らせるなど、お互いに共存関係を築くことで、よきパートナーとして暮らしてきました。 その中で人と犬との関係は長い年月をかけて大きく変わり、 近年の日本では、核家族化の進行、少子高齢化など人と人との関係の希薄さ、孤立化によって、犬は仕事のパートナーから人の心を癒す、私たち人間の家族の一員として、 また友人としての役割を持つようになり、ますます重要な位置を占めるようになりました。それに伴い、番犬として家の外で暮らしていた生活から、家族として家の中で共に生活するライフスタイルへと変わってきています。 家族として大切に育て一緒に生活することで、体調の変化や病気の予防、早期発見、により犬の寿命も延びてきました。 「屋外」から「屋内」へ家族の一員(コンパニオンアニマル)となった現在、犬は一緒に住む家族、飼育環境や住宅環境、などの影響を受けながら生活しています。

しかし、犬と人との「暮らし方」が変化したにも関わらず、暮らしを扱う人材の犬に関する知識は十分とはいえません。 人には当たり前で快適な環境も、犬にとって快適とは限らず、危険な環境になっている場合もあります。 植物・食物には、犬が食べてしまうと危険なものがあり、知らずに植えてしまえば食べて中毒を起こしてしまいます。
また、滑りやすい床や段差を大きくつけていたことで、犬の足腰に負担を与えてしまい足腰の病気につながることもあります。 人と犬、共に暮らしやすい空間とするために憩いとなる場所や足洗い場などの設備をご提案する、また外に出すことによる毛の飛散・排泄物等のにおい・吠えるなどの騒音に配慮し、近隣との関係を良好にすることが必要です。 人だけでなく、犬にとっても安心・安全な住まい、そのために「住まいにおける犬との暮らし方」を追求し、犬の「習性・本能」「法律」「管理」などの知識を兼ね備えつつ、 住まいに関する法規・空間動線計画・構成材料と構造など建築・インテリア・エクステリアなど住まいに関する全般の知識をも備えた、犬との暮らしに必要な知識をもった専門家の育成とその知識を普及する事が重要となっています。